
卓上IHコンロとカセットコンロ、どちらが安いのか気になりますよね。
特に鍋の季節になると、「毎回どれくらい差が出るの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。
光熱費だけで見るなら、卓上IHコンロのほうが有利になりやすいです。
最近の試算では、鍋1回(30分程度)の目安で、卓上IHが約10〜20円、カセットコンロが約50〜100円前後という比較も見られます。
一方で、条件によっては幅があり、目安としてはIH約10〜40円、カセットコンロ約70〜200円くらいまでブレることもあります。
「火力」「使用時間」「電気料金単価」「ボンベ価格」で変わるので、ここは押さえておきたいポイントです。
ただし、この差は「卓上IH」と「カセットボンベ式」を比べた場合の話です。
都市ガスの据え置き・ビルトインコンロとIHでは、調理コストが近いという試算もあり、比較相手を混同すると判断を間違えやすいんですよ。
光熱費を重視するなら卓上IH、停電時や屋外も使うならカセットコンロ
いちばん大きな違いは、日常的な鍋や保温調理のランニングコストです。
卓上IHは家庭用コンセントの電気を使い、熱効率が高めなので、同じ30分の鍋でも費用を抑えやすい傾向があります。
一方のカセットコンロは、カセットガス1本ごとの購入になるため、1回あたりのコストが高くなりやすいです。
特に頻繁に鍋をするご家庭では、積み重なる差がかなり大きくなります。
ただ、カセットコンロには電源不要という強みがあります。
コンセントの位置に縛られにくく、屋外や停電時にも使いやすいので、安さだけで決めると後悔する人もいるんですよ。
| 比較項目 | 卓上IHコンロ | カセットコンロ |
|---|---|---|
| 主な電源 | 家庭用コンセント(100V) | カセットガス |
| 鍋1回約30分の目安 | 約10〜20円(条件で約10〜40円) | 約50〜100円前後(条件で約70〜200円) |
| 1時間あたりの目安 | 出力により約15〜40円 | 約70〜200円(ボンベ価格・火力で変動) |
| 向いている使い方 | 自宅での普段使い、鍋の頻度が高い人 | 屋外利用、非常用、電源が取りにくい場所 |
| 注意点 | IH対応の鍋が必要 | ボンベ代が継続的にかかる(保管・期限管理も) |
鍋1回でどれくらい差が出るのか
読者さんがいちばん知りたいのはここですよね。
リサーチ結果では、卓上IHを700Wで30分使い、電気料金単価を31円/kWhで計算すると、約10.85円になっていました。
つまり、鍋1回で約11円というイメージです。
別の試算では、1,000W前後の卓上IHを中火で使うと、30分で約13〜20円ほどになる例もあります。
また、使い方によっては30分でももう少し上がることがあるので、目安としては約10〜20円(幅を見て約10〜40円)くらいで見ておくと安心です。
カセットコンロは、鍋料理1回でのボンベ代が約50〜100円前後という目安がよく見られます。
一方で、ボンベ価格を1本約400円として「1回で3分の1本」などの前提を置くと、約200円前後になる試算もあります。
カセットコンロは「ボンベをいくらで買っているか」で1回あたりがガラッと変わるんですよね。
まとめ買いできるか、急に必要になって割高で買うかでも差が出やすいです。
たとえば週2回鍋をするなら、1回あたりの差が50〜150円でも、月で見ると千円単位の差になりやすいです。
冬の1シーズンではさらに開いていきます。ここはかなり大きいですよね!
なぜ卓上IHのほうが安くなりやすいのか
理由は、熱の伝わり方にあります。
卓上IHは鍋自体を加熱する仕組みなので、周囲に逃げる熱が比較的少なく、同じ調理でもエネルギーの無駄が少なくなりやすいんです。
カセットコンロは炎で鍋を温めるため、鍋の外に熱が逃げやすいとされています。
冬場に鍋の周りが暖かく感じるのは便利な面もありますが、その分だけエネルギー効率では不利になりやすいわけですね。
実はここ、単純に「電気は安い、ガスは高い」という話ではありません。
都市ガスの据え置きコンロやビルトインガスコンロとIHを比べると、1時間あたりの調理コストは近いという試算もあります。
差が大きいのは、主にカセットボンベ式との比較なんですよ。
卓上IHコンロの電気代は自分でも計算できる
卓上IHの電気代は、消費電力・使用時間・電気料金単価がわかれば計算できます。
式はシンプルです。
電気代 = 消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)
たとえば、1,000Wの卓上IHを1時間使い、電気料金単価を31円/kWhで計算すると、1.0 × 1 × 31で約31円です。
30分ならその半分で、約15.5円ですね!
火力別の目安としては、弱火で1時間あたり約3〜11円、中火で約15〜31円、強火では約45〜77円程度になる例が見られます。
また、IHは常に最大出力で動き続けるわけではなく、沸騰後に弱火へ切り替えると実際の消費電力は下がりやすいです。
機種によって最大消費電力が違うので、購入前は本体の仕様欄を確認しておくとズレにくいです。
選び方が変わる境界線は「使用頻度」と「使う場所」
自宅で鍋をよくするなら卓上IHが有力
週に何度も鍋や保温調理をするなら、ランニングコストの差がそのまま家計に響きます。
こういう使い方なら、卓上IHのほうが候補になりやすいでしょう。
特に「冬だけでなく通年で使う」「一人鍋や湯豆腐も多い」という方は、1回ごとの差が積み上がりやすいです。
本体価格だけでなく、毎回の電気代まで含めて考えると、IHの強みが見えやすいですね。
屋外や非常時も考えるならカセットコンロ
ベランダやキャンプ、停電時など、コンセントが使えない場面を想定するならカセットコンロの価値は大きいです。
ここは光熱費だけでは置き換えにくい部分なんですよ。
災害対策を優先するなら、多少ランニングコストが高くてもカセットコンロを手元に置いておく意味があります。
日常の鍋はIH、非常用としてカセットコンロを残す、という使い分けも現実的です。
IH対応の鍋がないなら追加費用も確認
卓上IHは、使える鍋が限られます。
手持ちの土鍋やアルミ鍋がIH非対応だと、本体代とは別に鍋の買い替え費用が必要になる場合があります。
本体の電気代だけ見て安いと判断すると、鍋の買い替えコストを見落としやすいです。
すでにIH対応鍋を持っているかどうかで、最初の負担は変わります。
見落としやすい注意点
「IHとガスは同じくらい」と書かれた情報の比較対象を確認する
ネット上では「IHとガスのコスト差は小さい」という情報も見かけますよね。
これは間違いではありませんが、都市ガスの据え置き・ビルトインコンロとIHを比べているケースが多いです。
今回のテーマであるカセットコンロは、都市ガス配管のガスコンロとは条件が違います。
同じ「ガス」でも、カセットボンベ式はランニングコストが高くなりやすいので、比較相手を読み違えないことが大切です。
電気代は契約単価で変わる
卓上IHの電気代は、31円/kWh前後で計算される例が多いですが、実際の請求単価は契約プランや燃料費調整額で変わります。
深夜電力が安い契約なら、実際にはもう少し下がる可能性もありますよ。
逆に、電気料金が高めの契約では試算より上がることもあります。
気になる方は、電力会社の請求書や料金メニューで1kWh単価を確認してみると、自宅に近い数字が出せます。
カセットボンベの価格差も大きい
カセットコンロのコストは、ボンベの購入価格にかなり左右されます。
まとめ買いの価格と、必要なときに単品で買う価格では差が出やすいです。
そのため、1回約50〜100円前後、条件によっては約200円前後という数字は目安として見るのが安全です。
ただ、多少前後しても、卓上IHの10〜20円前後と比べると差は小さくないでしょう。
安全性・手入れのしやすさも「最近は重視されがち」
最近の比較では、金額だけでなく、安全機能や手入れのしやすさも選択基準になりやすいです。
卓上IHは炎が出ないので、衣類や紙類への引火リスクを抑えやすく、天板も拭き掃除しやすい傾向があります。
ただし、鍋底や天板は使用中・使用後に熱くなりますし、電源コードにつまずかない配置も大事です。
カセットコンロは電源不要で取り回しが良い一方、ボンベの保管・使用期限、過熱(輻射熱)などの注意点があります。
「使える場所の自由度」と「安全に使うための管理」もセットで考えると、選びやすくなりますよ。
迷ったときのチェック項目
- 鍋や保温調理を月に何回するか
- 使う場所にコンセントがあるか
- 停電時や屋外で使う予定があるか
- 手持ちの鍋がIH対応か(底が平らか、対応サイズ内か)
- 自宅の電気料金単価はどれくらいか
- カセットボンベを普段いくらで買っているか
この6点を確認すると、かなり判断しやすくなります。
頻度が高いほどIHが有利になりやすく、利用場所の自由度を重視するほどカセットコンロが残りやすい、という見方で整理するとわかりやすいですよ。
まとめ
卓上IHコンロとカセットコンロの電気代・ガス代の違いでいちばん大きいのは、鍋1回あたりのランニングコストです。
目安では、卓上IHが約10〜20円(条件で約10〜40円)、カセットコンロが約50〜100円前後(条件で約70〜200円)で、普段使いではIHが有利になりやすいです。
ただし、屋外利用や停電時まで考えるなら、カセットコンロの価値は残ります。
選ぶ前は、使用頻度、使う場所、IH対応鍋の有無、電気料金単価とボンベ価格の4点を確認しておくと判断しやすいです。